事務職の面接の逆質問例20選|好印象を与える聞き方とNG例
未経験から事務職への転職を応援する「かもめワークス」編集部です。
面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれて、何を聞けばいいのか迷った経験はありませんか?「特にありません」と答えてしまい、後悔した方もいるかもしれません。
この「逆質問」は、あなたの意欲や仕事への理解度を伝えられる、面接の最後のアピールチャンスです。事務職の面接でも、逆質問の内容で印象が大きく変わることがあります。
この記事では、事務職の面接で使える逆質問の例を20個、目的別に紹介します。あわせて、面接官が逆質問で見ているポイントや、避けたいNG例、聞きにくい待遇面の上手な聞き方も解説します。
本記事のトピックス
- 面接官が逆質問で見ている4つのポイント
- 事務職の面接で使える逆質問例20選
- 避けたいNG例と、待遇面の上手な聞き方
記事の要約
本記事では、事務職の面接を控えた方に向けて、逆質問の意図と基本ルール、好印象を与える逆質問例20選(仕事内容・入社前の準備・職場環境・キャリア・面接の段階別)、未経験者におすすめの質問、NG例、残業や休日など待遇面の聞き方を解説します。
1.面接官が逆質問で見ている4つのポイント

逆質問は、応募者が疑問を解消するための時間であると同時に、面接官が応募者を評価する時間でもあります。面接官が見ているのは、主に次の4つのポイントです。
- 入社への意欲:会社や仕事にどれだけ関心を持っているか
- 仕事への理解度:事務職の役割を理解したうえで応募しているか
- コミュニケーション力:わかりやすく質問し、答えを聞く姿勢があるか
- ミスマッチの防止:入社後に「思っていたのと違う」とならないか
1-1.「特にありません」は避けたい
逆質問で「特にありません」と答えると、「この会社への関心が薄いのでは」と受け取られてしまう可能性があります。面接の中で疑問が解消された場合でも、「〇〇について詳しく伺えたので、イメージが具体的になりました」と一言添えたうえで、もう一つ質問できるよう準備しておきましょう。
1-2.事務職ならではの見られ方
事務職は、社内のさまざまな人をサポートする仕事です。逆質問でも、「周りの人とどう連携するか」「正確に仕事を進めるために何が必要か」に関心を持っていることが伝わると、事務職に向いている人という印象につながります。
キャリアアドバイザー
キャリアアドバイザーのひとこと
逆質問は「面接官との会話」だと考えると気持ちが楽になりますよ。完璧な質問をしようとするより、本当に知りたいことを素直に聞くほうが、前向きな印象を与えられることが多いです。
2.逆質問の基本ルール

2-1.質問は3〜5個用意しておく
面接の中で疑問が解消されることもあるため、逆質問は3〜5個ほど用意しておくと安心です。実際に質問するのは1〜3個程度が目安です。時間が限られている場合は、もっとも聞きたい質問から順番に聞きましょう。
2-2.ホームページや求人票で調べればわかることは聞かない
「御社の事業内容を教えてください」など、ホームページを見ればわかることを質問すると、「下調べをしていない」という印象を与えてしまいます。調べた内容をふまえて、さらに一歩踏み込んだ質問をするのがポイントです。
2-3.1回の質問は1つに絞る
一度にいくつもの質問をすると、面接官が答えにくくなります。「〇〇について伺ってもよろしいでしょうか」と前置きしてから、1つずつ質問しましょう。
2-4.答えてもらったらお礼と感想を伝える
質問に答えてもらったら、「ありがとうございます。〇〇と伺い、より一層御社で働きたいと感じました」のように、お礼と感想を伝えましょう。答えを聞いて終わりにしないことで、会話のキャッチボールができる人という印象を残せます。
2-5.逆質問は3ステップで準備する
逆質問は、次の3ステップで準備するとスムーズです。
- 情報を集める:求人票、会社のホームページ、採用ページ、ニュースリリースなどを読み、会社の事業や大切にしていることを把握する
- 疑問を書き出す:「入社したら何から始めるのだろう」「どんな人と働くのだろう」など、働く姿をイメージして気になったことを書き出す
- 質問の形に整える:調べてわかることは除き、「〇〇と拝見しましたが、△△についても伺えますか」のように、調べた内容をふまえた質問にする
特に3つ目のステップで「調べたうえで、さらに知りたいこと」を聞く形にすると、準備してきた誠実さと入社への意欲が自然に伝わります。
3.事務職の面接で使える逆質問例20選

ここからは、事務職の面接で使える逆質問の例を、テーマ別に20個紹介します。そのまま使うのではなく、応募先の会社や自分の状況に合わせてアレンジしてください。
3-1.仕事内容についての逆質問(5選)
仕事内容についての質問は、入社後の働き方をイメージしようとしている前向きな姿勢が伝わります。
質問1:「配属予定の部署では、事務職の方は1日をどのような流れで過ごしていますか?」
入社後の働き方を具体的にイメージしようとしている姿勢が伝わります。
質問2:「入社後、最初に担当する業務はどのようなものでしょうか?」
早く仕事を覚えたいという意欲が伝わり、入社後の準備にも役立ちます。
質問3:「事務の皆さんは、営業担当の方とどのように連携して仕事を進めていますか?」
サポート役としての動き方に関心があることが伝わります。営業事務の面接におすすめです。
質問4:「この仕事で、特に正確さが求められるのはどのような場面ですか?」
事務職で大切な「正確さ」を意識していることを示せます。
質問5:「繁忙期はいつ頃で、その時期はどのような業務が増えますか?」
忙しい時期にも対応しようとする姿勢と、仕事への理解の深さが伝わります。
3-2.入社前の準備・成長についての逆質問(5選)
入社前にできることを聞く質問は、未経験者にとって特に効果的です。学ぶ意欲と、早く戦力になりたい気持ちが伝わります。
質問6:「入社までに勉強しておくとよいことはありますか?」
未経験者に特におすすめの質問です。入社前から準備したいという意欲が伝わります。
質問7:「業務でよく使うソフトやシステムは何でしょうか?」
Excelの関数や会計ソフトなど、事前に練習できるものがわかります。
質問8:「未経験で入社された方は、どのくらいの期間で一人で業務を担当されていますか?」
成長のスピード感を知ることで、入社後の目標が立てやすくなります。
質問9:「研修やOJTはどのような流れで進むのでしょうか?」
教育体制を確認でき、安心して働けるかどうかの判断材料になります。
質問10:「御社で活躍されている事務職の方に共通する特徴があれば教えてください。」
求められる人物像を知り、自分の強みとの共通点を伝えるきっかけにもなります。
3-3.職場環境・チームについての逆質問(4選)
質問11:「配属予定のチームは何名で、どのような方がいらっしゃいますか?」
一緒に働く人に関心を持っていることが伝わり、職場の雰囲気もつかめます。
質問12:「わからないことがあったときは、どなたに相談する体制になっていますか?」
報告・連絡・相談を大切にする姿勢が伝わります。
質問13:「チーム内で仕事を進めるうえで、大切にされていることは何ですか?」
職場の価値観に合わせようとする協調性が伝わります。
質問14:「業務の効率化のために、最近取り組まれていることはありますか?」
改善意識の高さを示せます。経験者や20代後半以降の方におすすめです。
3-4.評価・キャリアについての逆質問(3選)
質問15:「事務職の方は、どのような点が評価されることが多いですか?」
会社の期待に応えたいという前向きな姿勢が伝わります。
質問16:「将来的には、どのような業務にも挑戦できる可能性がありますか?」
長く働き、成長していきたいという意欲が伝わります。
質問17:「資格の取得を支援する制度などはありますか?」
学び続けたい姿勢が伝わります。取得したい資格を添えるとより効果的です。
3-5.面接の段階別の逆質問(3選)
一次面接は現場の担当者、最終面接は役員や社長が面接官になることが多くあります。面接官の立場に合わせて質問を変えると、より印象に残ります。
質問18:「(一次面接・現場の方へ)この仕事のやりがいを感じるのはどのような瞬間ですか?」
現場で働く人ならではの答えが聞け、仕事への関心も伝わります。
質問19:「(最終面接・役員の方へ)今後、会社としてどのようなことに力を入れていかれる予定ですか?」
会社の方向性に関心があり、長く貢献したいという姿勢を示せます。
質問20:「(最終面接)入社までに、私に期待されていることがあれば教えてください。」
最後まで前向きな姿勢をアピールでき、入社後の目標づくりにも役立ちます。
4.未経験から事務職をめざす人におすすめの逆質問

未経験から事務職に応募する場合、面接官は「入社後にきちんと成長してくれるか」を気にしています。そのため、入社前の準備や教育体制、成長の目安についての質問が特に効果的です。
たとえば「入社までに勉強しておくとよいことはありますか?」と聞き、答えを受けて「さっそくExcelの関数を練習しておきます」と返せば、学ぶ意欲をしっかり伝えられます。
また、教育体制について質問することは、自分にとって働きやすい職場かどうかを見極めることにもつながります。未経験者の受け入れに慣れている会社かどうか、答えの内容から判断しましょう。
さらに、前職の経験と結びつけた逆質問もおすすめです。たとえば販売職の経験がある方なら、「前職では在庫管理を担当していましたが、御社の受発注業務ではどのようなシステムを使っていますか?」のように聞くと、経験を活かして早く仕事を覚えたいという姿勢をさりげなくアピールできます。
5.職種別|事務職の逆質問のポイント

事務職の中でも、職種によって仕事の特徴は異なります。応募する職種に合わせた逆質問をすると、仕事内容をしっかり理解したうえで応募していることが伝わり、面接官の印象に残りやすくなります。
5-1.一般事務・総務事務
一般事務や総務事務は、社内のさまざまな人から依頼を受けて仕事を進めることが多い職種です。「他部署からの依頼はどのくらいありますか?」「優先順位はどのように決めていますか?」など、仕事の進め方や調整の仕方に関する質問がおすすめです。
5-2.営業事務
営業事務では、営業担当との連携がとても大切です。「営業担当の方とはどのように情報を共有していますか?」「お客様からの問い合わせには、どこまで事務で対応していますか?」など、営業とのチームワークを意識した質問をしましょう。
5-3.経理事務
経理事務は、月末や決算期など時期によって業務量が変わります。「月末や決算期はどのような業務が増えますか?」「使用している会計ソフトは何ですか?」など、業務の流れや使うツールに関する質問をすると、入社後の準備にも役立ちます。
5-4.医療事務
医療事務では、患者さん対応やレセプト業務についての質問がおすすめです。「レセプトの時期はどのような体制で対応していますか?」「患者さんへの対応で大切にされていることは何ですか?」など、医療機関ならではの働き方に関心を持っていることを伝えましょう。
6.逆質問の答えを受けたあとの返し方
逆質問は、質問して終わりではありません。面接官の答えを受けて、どのように返すかで印象が大きく変わります。
6-1.お礼と感想を伝える
答えを聞いたら、まずは「ありがとうございます」とお礼を伝え、そのうえで感じたことを一言添えましょう。
返し方の例
【質問】入社までに勉強しておくとよいことはありますか?
【面接官】Excelで受注データを集計する機会が多いので、関数に慣れておくといいですね。
【返し方】ありがとうございます。現在SUMやIF関数は使えるので、入社までにVLOOKUP関数やピボットテーブルも練習しておきます。
このように、答えの内容を受けて「自分は何をするか」を具体的に返すと、行動力と意欲の両方が伝わります。
6-2.答えを深掘りする質問をしてもよい
面接の時間に余裕がある場合は、「先ほどおっしゃった〇〇について、もう少し詳しく伺ってもよろしいでしょうか」と深掘りしてもかまいません。相手の話をしっかり聞いていることが伝わり、会話のキャッチボールができる人という印象につながります。
6-3.最後は締めのあいさつで終える
逆質問が終わったら、「本日はお忙しい中、ありがとうございました。お話を伺い、御社で働きたい気持ちがより強くなりました」と締めくくりましょう。最後の印象は、面接全体の印象を左右します。
7.避けたいNGな逆質問

逆質問の内容によっては、かえってマイナスの印象を与えてしまうことがあります。次のような質問は避けるか、聞き方を工夫しましょう。
| NGな逆質問 | NGな理由 |
|---|---|
| 「御社の事業内容を教えてください」 | 調べればわかることで、準備不足に見える |
| 「特にありません」 | 入社への関心が低いと受け取られやすい |
| 「残業はありますか?」だけを聞く | 働く意欲より条件を重視している印象になりやすい |
| 「どのくらいで昇給しますか?」 | 最初の質問としては待遇への関心が強すぎる印象に |
| 面接ですでに説明された内容 | 話を聞いていなかったと思われる |
もちろん、待遇面を確認すること自体は悪いことではありません。大切なのは聞き方とタイミングです。
8.残業や休日など、待遇面を上手に聞く方法
残業時間や休日、有給休暇の取りやすさは、長く働くうえでとても大切な情報です。聞きにくいと感じる場合は、次のような聞き方を工夫しましょう。
8-1.仕事内容と結びつけて聞く
「繁忙期はいつ頃で、その時期はどのくらい業務が増えますか?」のように、仕事内容と結びつけて聞くと、働き方を具体的にイメージしたいという前向きな印象になります。答えの中で、残業の目安も自然とわかることが多いです。
8-2.前向きな理由を添えて聞く
「長く働きたいと考えているので、皆さんがどのようにお休みを取られているか伺ってもよろしいでしょうか」のように、理由を添えて聞くと、待遇だけを気にしている印象を和らげられます。
8-3.面接の終盤や内定後に確認する
給与の詳細や細かい条件は、面接の終盤や内定後の面談で確認するのも一つの方法です。転職エージェントを利用している場合は、聞きにくい条件面をエージェント経由で確認してもらうこともできます。
9.事務職の逆質問に関するよくある質問
9-1.逆質問はいくつするのがよいですか?
1〜3個程度が目安です。面接の時間や流れを見ながら調整しましょう。面接官が時間を気にしている様子であれば、もっとも聞きたい1つに絞るのがマナーです。
9-2.用意していた質問の答えを、面接中にすべて聞けてしまったら?
「〇〇について詳しく伺えたので、疑問は解消できました。ありがとうございます」と伝えたうえで、別の角度から質問できるとよいでしょう。そのためにも、逆質問は多めに用意しておくのがおすすめです。
9-3.逆質問はメモを見ながらしてもいいですか?
メモを確認しながら質問しても問題ありません。「質問を整理してきましたので、確認させてください」と一言添えると、準備してきた誠実さが伝わります。ただし、メモを読み上げるだけにならないよう、面接官の目を見て話すことを意識しましょう。
9-4.オンライン面接でも逆質問は必要ですか?
オンライン面接でも、逆質問の重要性は変わりません。画面越しだと表情が伝わりにくいため、普段より少しはっきりと話し、答えを聞くときはうなずきながら聞くなど、反応をわかりやすく示しましょう。
9-5.面接官が複数いる場合、誰に質問すればよいですか?
基本的には、質問の内容に合わせて答えやすい人に向けて質問します。現場の仕事内容なら配属先の担当者、会社の方針なら役職の高い方に聞くとよいでしょう。誰に聞けばよいか迷う場合は、全員に向けて質問し、答えてくださった方の目を見て聞くようにすると自然です。
9-6.逆質問で給与について聞いてもいいですか?
一次面接の段階で給与について細かく聞くのは、あまりおすすめできません。給与の条件は、最終面接の終盤や内定後の条件確認の場で確認するのが一般的です。転職エージェントを利用している場合は、アドバイザーに確認を任せることもできます。
9-7.逆質問で自分をアピールしてもいいですか?
質問の中で自分の経験や強みにさりげなく触れるのは効果的です。たとえば「前職では在庫管理を担当していましたが、御社の受発注業務ではどのようなシステムを使っていますか?」のように聞けば、経験をアピールしながら仕事への関心も伝えられます。ただし、質問の形をとった長い自己PRにならないよう注意しましょう。
10.事務職の面接対策はかもめワークスにご相談ください
逆質問は、準備をしておけば誰でも面接のアピールチャンスに変えられます。応募先に合わせた質問を準備し、答えを受けて会話を広げることを意識してみてください。
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